照明班のコンセプトとして、「光楽」というものがあります。 光楽とは、音の芸術を「音楽」というように、 光の芸術を「光楽」として人間に好ましい影響を与える 光環境を構築することを目標としています。
 では何故光楽が必要なのでしょうか?



 それは今日の現代人は生活の大部分を 室内で過ごすことが多くなってきたことが関係しています。 それによってストレスの増加が多くなってきたため、 私たち面谷研究室では室内光の環境改善によって 快適な環境を構築することが必要だと考えたのです。

 そこで室内光の光源に注目し、 主に使用されている「蛍光灯」や「白熱灯」が ほぼ同じ明るさ・色であり、ほぼ一定であるのに対し、 自然界の光現象である「木漏れ日」や「水面のきらめき」では 常に変化しているという点に注目しました。




▲ロウソクの火も「ゆらぎ」、変化しています




 本研究室では次の研究項目を研究しています。

・人間の快適性・作業性を高める新しい照明技術の検討
・照明と音楽との協調制御により快適な環境を生成する研究
・窓のない部屋への太陽光の導入による心理効果の検討
・変動照明の評価とデザイン


 照明環境を構築するための研究として 「ゆらぎ照明」「照明と音楽」「太陽光」「変動照明」の研究を行っています。


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